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●週刊メールマガジン バックナンバー 2015年12月14日発行分 ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━
2015/12/14 No.640
（毎週月曜日発行）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
https://www.nikoukei.co.jp/
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『業界ニュース』
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＜国土交通省関係＞
◆【基礎杭工事問題】再発防止策で構造的課題に言及も
国土交通省が設置した基礎杭工事問題の対策委員会（深尾精一委員長）が８
日に開かれ、年内に出す中間とりまとめでは日本建設業連合会で検討が進む再
発防止のための杭施工管理指針を踏まえて、建設業全体の構造的な課題改善策
も再発防止策に盛り込む方向性が固まった。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300714
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『地方公共団体ニュース』
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＜埼玉＞
◆川越県土が児童を招き現場見学会を開催
川越県土整備事務所は９日、ＩＨＩインフラシステムとともに川越市立泉小
学校の児童約90人、教員などの引率者を招き、川越北環状線の鋼橋架設工事現
場見学会を開催した。道路施設公園担当の関根忠則課長は「建設途中の橋に上
がる機会はなかなかない。これを機に、橋などの建設工事に興味を持っていた
だければ嬉しい」とあいさつした。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300933
＜茨城＞
◆笠間市が３カ年実施計画公表
笠間市が２０１６～18年度実施計画をまとめた。３カ年の普通建設事業費は
96億５６００万円と試算。将来像「住みよいまち 訪れてよいまち 笠間～み
んなで創る 文化交流都市～」の実現に向け継続事業の見直しや事業の拡充・
縮減・廃止の検討を進めるとともに、新規事業を企画・立案するなど、計画的
かつ効率的な事業を展開していく。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300664
＜群馬＞
◆前橋市の道の駅新設で年度末に基本計画策定
前橋市は本年度末までに、建設が進む上武道路沿いに新設を計画している道
の駅の基本計画を策定する。導入する機能や規模、配置案などを盛り込む。来
年度は、造成や施設の概略までの基本設計を委託するとともに、農振除外や国
土交通省と一体となった整備を行うための事業認定を進めていく。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300878
＜山梨＞
◆甲府市リニア駅 アクセス整備を検討
甲府市の相良リニア交通政策監は、12月市議会定例会での向山議員の一般質
問で「リニア新駅周辺のインフラ整備について」、市は（仮称）甲府市リニア
活用基本構想を現在策定中とし、「（委員会で）新駅周辺のアクセスなども検
討する」と答えた。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300841
＜新潟＞
◆加茂病院の開院時期は18年以降に延期
県病院局は、県立加茂病院の開院時期について、当初計画の２０１７年度か
ら18年度以降に遅れる見通しを明らかにした。12月定例県議会で岩村良一議員
（自民党）の代表質問に対し、若月道秀病院局長は「新病院の整備基本計画に
掲げた17年度から遅れ、18年度以降となる見込み」と答弁した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300816
＜長野＞
◆県建協と関東３事務所、意見交換で課題を共有
長野県建設業協会と国土交通省関東地方整備局の県内３事務所（長野国道、
長野営繕、国営アルプスあづみの公園）による意見交換会が９日に長野市内で
開催された。協会からは正副会長および支部長など22人、国からは所長や課長
など16人が参加した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300825
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コラム『日々の栞』
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口は１つ、耳は２つ
▼「口は１つ、耳は２つ。１つ言ったら、２つ聞くという姿勢、発信するより
も聞くことが大切」。土木学会に新たに設置された広報センターの依田センタ
ー長の言葉。なるほど
▼多くの現場見学会や学生向けの出前講座などの取材を行ってきたが、確かに
「発信」が多く、「聞く」という姿勢が欠けていると感じることは少なくない
▼大学生を対象にした現場見学会でのこと。その現場でつくっている施設がい
かに社会にとって必要か、困難な現場状況に対して、いかに優れた技術で施工
しているのかを一生懸命訴える現場監督に対して、学生から出た質問は「土日
の休みがないって本当ですか」「残業が多いと聞いたのですが、月に何時間ぐ
らいですか」。現場監督はしどろもどろになりながら「外の仕事なので雨とか
の影響で、休みの日の作業も確かに」「残業も何時間というとちょっと、忙し
い時期もあるし」と要領を得ない返答
▼確かにあまり言いたくないネガティブ情報だが学生が聞きたいのはそこだ。
そして、それは忙しい現場にいながら仕事を辞めることなく続けられている人
にしか語れない部分。「休みはこのぐらい、残業はこのぐらい。とても大変だ
けどやりがいはあるよ」「まとまった休みをとれることもあるよ」。聞きたい
のはそういう生の声
▼さらに、その「発信」に対して「２つ聞く」姿勢が必要。今の学生が「それ
なら働きたくない」なのか、「残業何時間なら許容範囲」なのか。「やりがい
があるなら忙しくてもいい」と言う学生もいるかもしれない。「１つ言ったら、
２つ聞く」。これからの広報に本当に必要な姿勢だ。（東京・ＨＭ）
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『編集後記』
国土交通省は11日、９月の関東・東北豪雨災害を踏まえた治水対策を進める
ため、新たな「水防意識社会 再構築ビジョン」を策定しました。全ての直轄河
川とその沿川市町村１０９水系・７３０市町村において２０２０年度をめどに
必要なハード・ソフト対策を進める見通しです。注目は危機管理型のハード対
策で、いわゆる「粘り強い構造」の堤防整備を行い、氾濫した場合でも決壊ま
での時間を少しでも引き延ばすように工夫する考えです。石井大臣は早急に取
り組みへ着手するため、補正予算の活用も検討する考えを示していることから
早期の対策実施が期待されます。
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