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日本工業経済新聞社 週刊メールマガジン
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●週刊メールマガジン バックナンバー 2015年12月07日発行分 ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━
2015/12/7 No.639
（毎週月曜日発行）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
https://www.nikoukei.co.jp/
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『業界ニュース』
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＜国土交通省関係＞
◆【鬼怒川豪雨災害】ハード・ソフト一体で緊急対策へ
石井啓一国土交通大臣は４日の会見で、９月の関東・東北豪雨で大きな被害
を受けた鬼怒川下流域において国、茨城県、常総市など７市町が主体となって
茨城県内でハード・ソフト一体の緊急治水対策「鬼怒川緊急対策プロジェクト」
の実施を発表した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300394
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『地方公共団体ニュース』
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＜埼玉＞
◆所沢市が電力ピークカット実証で事業者特定
所沢市は松が丘地区の吾妻まちづくりセンターと吾妻保育園に蓄電池を設置
し、電力ピークカット等蓄電池実証事業を行うため公募型プロポーザルで事業
者を選定、最優秀提案者に橋本電工を特定した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300117
＜茨城＞
◆旧弘道館の保存活用17年めどに計画し五輪までに整備
特別史跡である旧弘道館（水戸市三の丸）の適切な保存活用を話し合う「旧
弘道館保存活用計画策定委員会」（鈴木暎一委員長）の第２回会合が水戸市の
県立歴史館講堂で開かれた。会合では、２０１７年３月に保存活用計画を策定
し、20年の東京オリンピック・パラリンピックまでの短期的な整備、引き続き
中期、長期的な整備を進めることを確認した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300312
＜群馬＞
◆前橋市が12月補正予算で小中学校の体育館などを改修
前橋市は、12月定例市議会に上程した一般会計補正予算案へ小学校５校の体
育館と、中学校３校の体育館と武道場の吊り天井撤去工事費を計上した。小学
校は大規模改修事業工事費１億１５００万円、中学校は大規模改修事業費７億
８００万円をそれぞれ追加。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300163
＜山梨＞
◆甲府市動物園遊亀公園再整備 動物展示８ゾーン示す
動物園と遊亀公園の再整備に向け甲府市は３日、「第５回策定委員会」を開
き、事務局が動物の生息環境や地域などを８ゾーンに分けて展示する案を示し
た。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300406
＜新潟＞
◆焼却施設に最大104億処理場施設等基本構想/五泉市ほか１市１町
新たなごみ処理施設等を計画する五泉市、阿賀野市、阿賀町一般廃棄物処理
施設整備推進協議会は、中間処理施設に係る基本構想および最終処分場に係る
基本構想をまとめた。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300194
＜長野＞
◆委託３団体と国３事務所が意見交換、技術者不足に発注平準化を
委託業界３団体と国土交通省関東地方整備局３事務所による意見交換会が１
日に行われた。若手技術者不足への対策の議論では、長野国道事務所の護摩堂
満所長が「技術者不足は構造物崩壊になりかねない。町医者としての技術者が
地域ごとに必要。問題が起きる前に何かすべき」との考えを示した。
https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00300398
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コラム『日々の栞』
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道路工事にあたたかい目を
▼道路工事の現場で警備員に文句を言っている男を見かけた。割と交通量があ
る幹線道路での舗装工事。片側２車線のうち、１車線を通行止めにしたため渋
滞が起きていた。高級外車に乗ったその男は50代くらいのサラリーマン風。よ
ほど急いでいるのか、頭を左右に振りながら頻繁に前の様子をうかがう素振り
を見せた
▼車が動く気配はない。男は警備員をにらみつけ車の窓から顔を出すと「何で
こんなとこで(工事)やってんだよ」と声を荒げた。警備員はペコペコ頭を下げ
必死に謝りつつも、早くこの車が行ってほしいのか、男と目を合わせたくない
のか、渋滞の先方を見つめていた。十数分ほどで車は動きだしたが、警備員に
とっては永遠の長さに感じたことだろう。文句を言った車が走り去るとき、警
備員はその男に向かい深々と頭を下げた
▼水も安全もそうだが、道路もタダではない。料金を払う、うんぬんという意
味ではなく、当たり前にあると思われるものも、誰かの手が入りはじめて保た
れる。道路にしても、いつもきれいに整備され、橋やトンネルも安全に通るこ
とができるのは、それに携わる人たちのおかげだ
▼道路事情については、今の世の中すでに一定の満足度があるとはいえるもの
の、首都圏と地方では、まだ開きがあるのも事実。街の発展に道路を必要とす
る地域はある
▼公共事業が安定的に行われなくなれば土木業者は弱り、いなくなる。生活へ
の影響も出るだろう。せっかくの高級車も穴だらけの道では台無しだ。道路工
事に出くわしたら冷たい目を向けず「暑い中、寒い中、いつもありがとう」。
そんな温かい目で見て欲しい。(群馬･ＯＳ)
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『編集後記』
国土交通省が11月から進めてきた都道府県の監理課長等と意見交換する本年
度下期ブロック会議が終了し、全８ブロックで平準化に向けた取り組みに努め
ることを申し合わせました。今後は全都道府県で発注・施工時期等の平準化が
本格的に進む見通しです。まずは都道府県の土木部や県土整備部などが入札契
約担当部局と連携し、地域の実情に応じた対策の実施が注目されます。例年、
閑散期となる第１四半期にどの程度前倒しで発注できるかが一つの鍵と言えそ
うです。
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