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●週刊メールマガジン バックナンバー 2014年11月17日発行分
━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━
                          2014/11/17 No.587
                          (毎週月曜日発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
                     https://www.nikoukei.co.jp/

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             『国機関ニュース』
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<関東地整等>
◆品確法運用指針「地域の実情」カギに
 国土交通省は12月の改正品確法運用指針策定に向けて、骨子案に対して地方
自治体と建設業団体から10~11月に寄せられた意見の整理に入った。8月に行っ
た一回目の意見照会で多くの自治体が要望したのは、「発注者共通のルールと
して強制するのでなく、各発注者の実情を踏まえた柔軟な運用を認めてほしい」
というもの。その趣旨の要望は、二回目の意見照会ではほとんど見られないと
いう。カギは「地域の実情等を踏まえ」というフレーズにありそうだ。
全文:https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00274781

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           『地方公共団体ニュース』
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<埼玉>
◆飯能市が第5次振興計画策定へ提案募集
 飯能市は、2016年度からの10年間を期間とする第5次総合振興計画の策
定に向けた検討を進めており、12月10日まで提案を募集している。
全文:https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00274699

<茨城>
◆金属建材の岡部が下妻市に新工場
 金属製建材メーカーの岡部㈱(東京都墨田区、廣渡眞取締役社長)は12日、
下妻市のつくば下妻第二工業団地内に新工場を建設すると発表した。敷地面積
は約8万3000㎡。
全文:https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00274716

<群馬>
◆県県土整備部が専門工事の現場代理人の兼務措置緩和
 専門工事業者が現場代理人の配置対応に苦慮していることを踏まえ、県契約
検査課は今月から当面の間、照明や道路標識、植栽など特殊工事の一部を対象
に、同一事務所発注以外でも請負金額が2500万円未満の工事について、最
大3件まで現場代理人の兼務を認める試行を始めた
全文:https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00274788

<山梨>
◆リニア用地業務でJR東海と協定締結
 リニア中央新幹線の用地交渉業務について、JR東海と県は協定を締結した。
協定期間は2021年度末(平成33年度末)までの7年半。県の受託概算総額
は約15億9000万円。
全文:https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00274801

<長野>
◆ぶどう峠で安全対策協議
 建災防長野県支部南佐久分会(北原裕一分会長)は11日、本年度の佐久地区
土砂崩壊災害防止対策研究会を開催した。研修会には小諸労働基準監督署と、
県現地機関・市の発注関係者、建災防佐久分会が同行した。
全文:https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00274770

<新潟>
◆保育園整備事業者求む来月16日まで受付、1月に決定
 新発田市は「認定こども園」および「3歳未満児保育園」の整備・運営事業者
の応募を開始した。ともに12月16日まで提出書類を受け付け、12月下旬にプレゼ
ンテーションを実施。来年1月中旬までに事業者を決定する見通しだ。
全文:https://www.nikoukei.co.jp/kijidetail/00274815

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              コラム『日々の栞』
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地元に根ざす建設業
▼日ごとに秋が深まり、木枯らし1号の話題が聞かれる。新潟県では、関東地
方よりも一足早い冬の準備に取り掛かる時期だ。暖房の試運転、冬用タイヤの
付け替え、消雪パイプの点検も始まった
▼知り合いの工務店が、冬を前に吹き抜け階段等を塞ぐ工事を年に数件引き受
けるという。夢のマイホームを吹き抜けにしたものの、冬の寒さに耐えかね、
開口部を閉じて欲しいといった依頼である。ノウハウと施工実績を持った業者
であれば良い提案を行うところもあるようだが、雪国で吹き抜けの間取りを入
れるには、覚悟がいるらしい
▼また、九州の会社による設計で自宅を建てた知人は、雪が降ると困ることが
あると話す。屋根から滑った雪が隣家の敷地に落ち迷惑をかけているとのこと。
それを設計者に伝えても自然現象なので仕方がないのよと緊張感のない返答。
雨なら許されるが、自家の敷地に降った雪を自らが始末することが当たり前の
雪国では許容できない問題だ
▼さて、公共施設の設計競技で公開ヒアリングを傍聴する機会に何度か立ち会っ
た。大規模施設であれば県外のコンサルタントが参加することもあり、審査で
雪への対策や考え方を問う場面がよく見られる。現地の状況をよく調べている
者もあれば、うまくいくだろうかと疑問が残る提案も見受けられる
▼素晴らしい技術を持つ建設業者は全国各地にいるだろう。しかし、より地域
の実情や特性を踏まえた設計・施工を行えるのは地域に密着した業者に限る。
建設業の後継者不足が叫ばれる中、地元業者の育成・支援は地域の暮らしその
ものを快適にするためでもあるのだ。(新潟・YY)

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              『編集後記』
 国交省内では改正品確法運用指針の12月策定に向けた検討作業を進めていま
すが、衆院解散、選挙があるとすれば、無関係ではなさそう。改正法検討の実
務的な部分は参議院の佐藤信秋議員や脇雅史議員が担ったわけですが、衆議院
にも当然、深く関与した議員は多数。調整、説明が大変になりそうです・・・
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