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日本工業経済新聞社 週刊メールマガジン
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●週刊メールマガジン バックナンバー 2013年04月01日発行分 ━━━━━━━━━━━■ 週刊・建設ニュース ■━━━━━━━━━━━
2013/04/01 No.504
(毎週月曜日発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本工業経済新聞社
https://www.nikoukei.co.jp/
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『お知らせ』
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★日本工業経済新聞社主催『2013国土強靱化フォーラム』申し込み受付中!★
災害に強い国土づくりを目指し、国土強靭化を考えるフォーラムを開催します。
講演・パネルセッションとも、そうそうたる面々にご登場いただきます。
この機会を逃さないよう、ぜひともご参加ください。
・日時 4月19日(金)13時~17時
・会場 星陵会館(東京都千代田区永田町)、定員400人
・基調講演 二階俊博 衆議院議員(自民党国土強靭化総合調査会会長)
・特別講演 藤井聡 京都大学大学院工学研究科教授(内閣官房参与)
・パネルセッション「急がれる安全な国土のインフラ整備 その政策と戦略」
コーディネーター 大石久和 国土技術研究センター理事長
パネリスト 脇雅史 自民党参議院国会対策委員長
藤井聡 京都大学大学院教授
米田雅子 慶應義塾大学特任教授
淺沼健一 全国建設業協会会長
・参加費1万円(税込)
●↓詳細チラシおよび申込書はこちら↓●
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定員になり次第締め切ります。お申し込みはお早めに!
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『行政ニュース』
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■国土交通省/3工種で歩掛改定/土木工事積算基準の見直し
国土交通省は、2013年度の土木工事積算基準などの見直しを行った。道
路除雪工など3工種で標準歩掛の全面的な改定を行うとともに、9工種の標準
歩掛を廃止するなどした。そのほか、施工パッケージで新たに146のパッケ
ージの設定を行うことを決めた。
標準歩掛を全面的に改定した工種は、道路除雪工、トンネル工(NATM)、
地すべり防止工の3工種。道路除雪工では、除雪ドーザ(運搬排雪)に助手1
名を追加した。トンネル工(NATM)では、ドリルジャンボ(掘削機)をこ
れまでの150kg級から170kg超級に大型化したほか、コンクリート吹付機
の規格をコンプレッサ別置から搭載型に変更。日当り掘進長(掘進速度)は、
16時間あたり3・70mから4・24mに増加した。
そのほかの改定では、排出ガス基準値を1次基準値から2次基準値に見直し
たほか、保有形態を損料から賃料に改定した。
また、直轄工事において実績の少ない9工種、井桁ブロック積工、連続地中
壁工(柱列式除く)、コンクリート矢板工、袋詰式サンドドレーン工、オープ
ンケーソン工、洞門工(プレキャスト製シェッド)、路上表層再生工、プレキ
ャストPC床版設置工、標識清掃工の標準歩掛を廃止した。
施工パッケージ積算方式については、2012年10月に土木工事から63の施
工パッケージを試行導入しており、今回はさらに146のパッケージを設定す
ることを決めた。13年10月1日以降に入札を行なう案件から適用される。
■国土交通省/15・1%増で約1・9万円に/本年度から適用の労務単価
国土交通省は、2013年度から適用される公共工事設計労務単価を公表し
た。全職種単純平均では、昨年の1万6504円から15・1%増加し1万89
96円となった。また、今回から各職種の人数の多少を加味した加重平均値も
公表しており、加重平均値では昨年の1万3072円から16・1%増加し、1
万5175円になった。97年の公表開始以来始めて2年連続で増加し、増加幅
も昨年の0・9%増に比べて大きく増加した。
今回の単価設定のポイントは、社会保険の加入徹底の観点から、法定福利費
相当額を反映させた点と、入札不調の増加に応じ機動的に単価を引き上げる仕
組みを導入した点。
単価設定は、これまでは全国調査を実施しその調査結果に各種統計調査など
を基に補正を行い、より実勢価格に近い単価を設定していた。これに、今回か
らは法定福利費の労働者本人負担分を各地域の保険加入割合に応じて上乗せし
た。労働者全員が保険に加入しているという前提での単価とすることで、保険
加入の徹底を図る。
さらに、労務費の急激な上昇により入札不調が増大した場合の対策として、
不調増加の原因が市場単価の調査などから、実勢価格と単価のギャップによる
ものと考えられる場合には労務費を数パーセント上乗せする仕組みも導入する。
東日本大震災の被災3県では、今回の単価設定からこの不調対策の上乗せ分
を実施しており、その結果、前年度比で21%増と大きく増加した。
長年の建設投資の減少に伴うダンピング受注の激化などから、下請へのしわ
寄せ、技能労働者への賃金の低下が発生し、これらが原因となって、若年入職
者の減少が続いている。この結果、労働者の不足傾向が続き、労働者の賃金が
上昇傾向になった事が労務単価を押し上げた。
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『団体ニュース』
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■日建連/総額は9400億円/2月受注調査結果まとまる
日本建設業連合会は、法人会員を対象に実施した2月の受注調査結果をまと
めた。旧48社の受注総額は、前年同月比15・3%増の9400億円だった。国
内受注額は、同16・7%増の9090億円。海外については、前年同月比15%
減の310億円と4カ月連続の減少が続く。
国内受注のうち、民間は前年同月比18・7%増の6250億円。製造業が同
0・2%減の910億円、非製造業は、前年水準が高かったこともあり、同22
・6%増、5340億円の実績を残した。
官公庁は、前年同月比12・7%の2840億円。国の機関は同8・5%増の
1880億円、地方の機関が同21・9%増の960億円だった。
また法人会員100社の国内受注総額は9910億円。地域ブロック別では
関東が4290億円、北陸は340億円。
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『民間ニュース』
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■東京ガス/5年間で7457億円/日立LNG基地など推進
東京ガスが、2013年度の設備投資計画を発表した。13~17年度の5年間
で総額7457億円の投資を予定。13年度単年度は1470億円を投じ、耐震
対策や水害対策、経年管取替を加速し、防災・保安性を向上する。また日立L
NG基地や埼東幹線(草加市~古河市)など製造・供給インフラの整備も進め
ていく。
製造設備については、5年間で1057億円を投資する。日立LNG基地建
設、扇島工場LNGタンク建設、耐震・水害対策、経年設備の改修・更新など
を行う。
日立LNG基地は、16年3月にLNGタンク1基、LPGタンク1基、LN
G・LPG気化器3基、LPG気化器2基を整備する。扇島工場は13年10月に
LNGタンク1基、15年7月にLNG気化器1基を増設。袖ヶ浦工場では16年
12月にLNG・LPG気化器2基を増設する。
供給設備には5年間で4482億円を投じる。新規需要開発のための導管整
備、主要導管網形成、耐震・水害対策、経年管取替などを進めていく。
導管計画は次の通り(名称、区間、内径、総延長、使用開始予定の順)。
▽新根岸幹線(横浜市磯子区~泉区)φ600mm、14・0km=13年10月
▽横浜幹線2期(横浜市青葉区~川崎市麻生区)φ750mm、6・3km=13年
10月
▽木更津臨海ライン2期(木更津市~君津市)φ300mm、8・7km=15年2
月
▽埼東幹線(草加市~古河)φ600mm、39・9km=15年10月
▽茨城~栃木幹線(日立市~真岡市)φ600mm、81・3km=16年3月
▽栃木ライン延伸(栃木県真岡市)φ400mm、2・7km=16年3月
▽古河~真岡幹線(古河市~真岡市)φ600mm、49・8km=18年3月
このほか業務設備には5年間で1886億円を投資。情報システム整備、建
物の耐震性向上、技術開発などを推進する。
また附帯事業設備には5年間で31億円。既存設備の改修を実施する。
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コラム『日々の栞』
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喜びいっぱいの甲州方言
▼筆者は山梨県に生まれ育った。子供の頃から甲州弁を良く使っていた。しか
し、成長するにつれ余り使わなくなった。心のどこかで、方言は恥ずかしいと
思うようになった。ところが、地元に帰ると、緊張の糸がほぐれたかのように
甲州弁が胸の中によみがえってくる。
▼学生時代は、田舎者に思われないよう甲州弁をひたすら隠し通した。だが思
わぬところに落とし穴があった。他県出身の友人に、背中がかゆくなったので、
「かじってくれ」と頼んだ。だが、不思議そうに眺めているだけ。理由を尋ね
ると意味が分からないと答えた。その時「かじる」が方言であることに気づい
た。標準語では「背中をかく」と言うのだ。
▼甲州弁に興味を持ち、五緒川津平太氏の本『キャン・ユー・スピーク甲州弁
?』(樹上の家出版刊)を読んだ。甲州弁の中でも、核家族化、都市化など環
境の変化により世代を超えて伝わりにくくなっていると指摘。数10年後には、
かなりの数の甲州弁が消滅すると予想している。
▼あるテレビ番組で甲州弁が話題になった。不名誉なことに、ブサイク方言の
ワーストワンに選ばれていた。ただ例として挙げられていた甲州弁は、意味を
知っていても余り使う人はいない方言が多い。使うとしても、かなりの年配の
方くらいで、番組では面白可笑しく扱っていた。
▼甲州弁を含め方言は、公の場で使うことは出来ない。少しづつ忘れ去られる。
方言の長所は、「言いたいこと、感情や気持ちが伝わる」「親しみを感じる」
など様々ある。土地の歴史、喜びや悲しみなどがいっぱい詰まった甲州弁。T
POに合せてこれからも使っていきたい。(TH)
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『編集後記』
新年度がスタートしました。新人を迎え入れた職場も多いのではないでしょ
うか。新人の頃のフレッシュな気持ちを思い出す季節でもあります。
まだ少し肌寒さは残るものの、春を感じつつ仕事に励んでいきましょう。
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