〈耳寄り〉国土交通省の若手がタブーなき°c論に挑む

次代を担う職員が現役の幹部に率直な意見を伝えた
 「国土交通省 政策ベンチャー2030」の発足式が26日に行われた。2030年頃のあるべき日本社会の姿について、同年を迎える頃に省の中核を担う30代を中心とした職員の代表者が議論・構想し、政策提言を行う画期的な取り組みとして関心を集めている。プロジェクトチームは本省職員34人と、地方で勤務する100人程度の職員で構成し、来年6月にも国交省として今後長期的に取り組むべき「大胆な具体策」を提示する見通しだ。
 石井啓一大臣は訓示で「わが国は現在、人類史上初めてといえる少子高齢化時代を迎え、国際関係も複雑化している。こういった難局を乗り越えるためには若い皆さんの発想が必要。政策ベンチャーとして日本の未来について自分の職務に捉われず、タブーなく大胆かつ柔軟に議論してほしい。素晴らしい政策提言を大いに期待している」と話した。
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〈2017/10/26配信〉

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